2026/09/03 14:21
こんにちは。TsuMuGi coffeeです。
9月のおすすめは、「エチオピア イルガチャフィ ベレカG1」。
中煎り・中深煎り・深煎りの3種類をご用意しています。
今回は、味わいの背景にある「エチオピアとコーヒーの歴史」を少しご紹介します。
いつもの一杯も、その始まりを知ることで、少し違った表情を見せてくれるかもしれません。
■ コーヒーのふるさと、エチオピア
「コーヒーの発祥地」として知られるエチオピア。
私たちが親しんでいるアラビカ種のコーヒーノキは、エチオピアの森林などに自生しています。人の手で世界各地に広められるよりも前から、この土地で命をつないできました。出典:英国王立植物園キュー
今、目の前にある小さなコーヒー豆。
そのルーツが遠いアフリカの森につながっていると思うと、どこか不思議な気持ちになります。
■ ヤギ飼い「カルディ」の伝説
コーヒーの始まりを語る物語に、エチオピアのヤギ飼い「カルディ」の伝説があります。
ある日、カルディは赤い木の実を食べたヤギたちが、いつもより元気に動き回っていることに気づきました。その実の不思議な力が人々に伝わっていった――というお話です。
ただし、これは歴史的事実として確認された出来事ではなく、語り継がれてきた伝説です。誰が最初にコーヒーを見つけ、飲み始めたのかは、はっきりとは分かっていません。出典:全米コーヒー協会
それでも、日常の小さな変化に気づくことから物語が始まるところに、心をひかれます。
香りが少し違う。
冷めると甘みを感じる。
今日は、いつもより心がほっとする。
私たちの一杯にも、そんな小さな発見が隠れているのかもしれません。
■ エチオピアから、世界へ
植物としてのルーツと、飲み物として広まった歴史は、分けてたどることができます。
15世紀には、アラビア半島のイエメンでコーヒーが栽培されていました。その後、中東各地へ広まり、17世紀にはヨーロッパでも飲まれるようになります。
コーヒーを囲む場所は、会話を交わし、情報を伝え合う場にもなっていきました。出典:全米コーヒー協会
一杯のコーヒーが、人と人をつないでいく。
その姿には、TsuMuGi coffeeが大切にする「温もりを紡ぐ」という想いにも通じるものを感じます。
■ 9月は、コーヒーのふるさとに想いを寄せて
今月お届けする「エチオピア イルガチャフィ ベレカG1」は、同じ豆を3つの焙煎度で楽しんでいただけます。
中煎り、中深煎り、深煎り。
焙煎によって、香りや甘み、苦味、余韻はどのように変わるでしょうか。
まずはひと口、ゆっくりと。
正しい答えを探すよりも、ご自身が感じたことを大切に味わってみてください。
遠い土地で育ち、いくつもの人の手を経て、今ここに届いた一杯。
その背景を思い浮かべる時間も、コーヒーの楽しみのひとつです。
一杯から、感性をひらく。
今日のコーヒーから、あなたはどんな景色を思い描きますか?
